3/14〜6/21まで上野の国立科学博物館で開催されている 特別展「大恐竜展-知られざる南半球の支配者-」の展示骨格の組立作業を行いました。 その中でもメインのマプサウルスの成体の組立をご紹介します。
@体の中心の位置を決めるために、骨盤を取り付けます。骨盤は重いのでチェーンブロックで吊り上げておきます。ひざから下をベースに差し込んで大体の位置を決めます。
A右足をはめたら次は左足です。骨盤が重さで揺れてしまわないように押さえながら作業します
Bだいたいの位置が決まったら背骨を吊り上げて合体させます。
C 次はしっぽの付け根を合体させます。大人一人では持てないので数名で慎重に作業します。
D しっぽは計3本のしっぽの骨をつなげていきます。動かないように天井からたらしたハリガネで固定します。
E今度は首の骨を 合体させていきます。
Fそして頭をつけます。ここが一番緊張する瞬間です。なぜならば頭の骨が一番複雑にできているので壊してしまう恐れがあるので大勢で慎重に行います。
G頭を付け終えたところ。なんだかまだ少しまぬけですね。
Hそして肋骨を差し込んでいきます。左右と順番が決まっているので間違えないように差し込みます。
Iだいぶ完成に近づきましたがまだ何かが足りない・・・
J手を最後に差し込んでいきます。
Kついに完成!!子マプと一緒に!!
楽しそうな親子を是非見に来てくださいね。
|